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野々市の整形外科クリニック。小村整形外科です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.076-259-5656

〒921-8812 石川県野々市市扇が丘488

治療方針policy&FAQ

治療方針

方針イメージ 症状を和らげるためには、まずは正確に診断することが必要です。正確に診断するために当院では丁寧に診察し適切な検査を行います。患者さんの病状、診断名をわかりやすく説明し、患者さんにご自身の病状を理解していただくことが、症状を和らげるためにとても重要と考えます。
生活様式、生活習慣など患者さんを取り巻く環境・状況は様々ですので、皆さんとの会話を通して一人ひとりに合った治療を提供したいと思います。
まずは当院にご相談下さい。

よくあるお問い合わせ

Q. ヒアルロン酸って何ですか?

ヒアルロン酸は、人間の体の様々なところに存在しておりますが、特に、関節内では関節液や関節軟骨に多く含まれています。無色透明で、ヌルヌルした粘性のある液体であることが特徴で加齢と供に減少していきます。ヒアルロン酸は、関節内では動きを滑らかにする潤滑剤のような働きと衝撃を和らげる作用を持っています

Q. ヒアルロン酸はいつ頃から使われているの?

国内では医薬品として1987年より使用され始め25年以上使用されています。整形外科領域では、変形性膝関節症、肩関節周囲炎、関節リウマチにおける膝関節痛の治療薬として利用されています。



Q.ヒアルロン酸はどんな病気に効きますか?

変形性膝関節症は関節の軟骨が磨り減り痛みが出る病気です。ヒアルロン酸を注射することで痛みの物質を抑えたり、痛みを感じる部分を覆うことで痛みを改善します。また、磨り減った軟骨表面を覆い膝の動きを滑らかにし、さらなる軟骨の変性を防ぎます。肩関節周囲炎は肩関節の炎症によって痛みが起こり、肩が動かしにくくなる病気です。ヒアルロン酸を注射すると炎症を抑え、痛みを軽減し、肩の動きが良くなります。

Q. 骨粗鬆症について教えてください

骨粗鬆症は骨のカルシウム量(骨量)が減ったり骨の質が悪くなるため、骨折しやすくなる病気です。つまずいたり、ぶつけただけで簡単に骨折を起こすことがあります手首や肩、股関節、背骨が折れやすく、特に股関節で骨折してしまうと、高齢者の場合、寝たきりになってしまうことがあります。骨粗鬆症は日本人女性の50歳台で4人に1人、60歳代で2人に1人、70歳以上では過半数が当てはまると言われており、日本中で約1200万人の患者さんがいると推定されています。骨粗鬆症では早期診断、早期治療によって骨折を起こしにくい体にすることが重要です。

Q. 骨粗鬆症の検査と治療について教えてください

骨粗鬆症かどうかの診断にはエックス線検査、骨密度測定器を用います。骨量が若い人に比べて30%以上低下している場合は治療が必要になります。また、軽微な外傷で骨折した方は早急に治療が必要です。親族に股関節骨折で治療をうけた人のおられる方、よくお酒を飲まれる方も骨折の危険性が高いことが分かっています。最近では血液検査で骨の新陳代謝の状態を詳しく調べることもできます。
治療はこれらの検査を総合的に判断し病状に合ったクスリを選択し処方します。現在、骨が弱くなっていくのを抑える薬が主流ですが、最近では骨の形成を促し、早期に骨密度を改善する注射薬(副甲状腺ホルモン剤)が使用できるようになりました。骨折の危険性が高い方には最も効果があります。

Q. 腰や膝が痛いときは冷湿布と温湿布どちらが良いのですか?

痛みが強い部位に湿布を貼ることは多いですが、湿布の一番の目的は炎症を抑えることです。湿布には痛み止めの成分が含まれており、それが皮膚から浸透していって、痛みを抑えます。したがって、温めるためとか、冷やすために湿布を使っているわけではありませんが、熱感や腫脹が強いときは冷湿布を貼ると患部の皮膚温度が1度くらい下がるので、怪我の時は冷湿布が良いと思います。慢性の痛みに対しては温湿布、冷湿布のどちらでもよいですが、温湿布は実際に湿布が暖かくなるわけではなく、刺激のある物質が湿布に含まれていて暖かく感じるわけで皮膚の状態によってはかぶれることがあるので注意してください。


Komura Orthopaedic Clinic小村整形外科

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